猫は高齢になればなるほど、気にしなければいけないのは泌尿器の病気。
特に腎不全は高齢の猫にとって、一番気を付けなければいけない病気といえます。
実際我が家のおかゆは6歳と若い年齢で腎不全になり、7歳でお空へ旅立ちました。
病気のことも含め猫にはすすんでお水を飲んでもらいたいものです。
今回は、
- 猫の水入れをこだわらなといけない理由
- 猫に水をたくさん飲んでもらうためのポイント
- 猫の水入れおすすめ商品3選
をお話しします。
Contents
猫の水入れはこだわらなければいけない?
結論からお伝えすると、猫の飲み水をいれられる水入れはこだわるべきです。
理由は、飲みにくい水入れや猫が気に入っていない水入れの場合、猫が水を飲む量が減る可能性があるためです。
あまり飲まないといっても飲めばいいんじゃない?と思いがちですが、猫の飲水は今後猫が健康に過ごしていけるかの重要なポイントになるのです。
ではなぜ猫は飲水量を気を付けなければいけないのでしょうか?
猫はあまり水を飲まない動物
もともと猫の祖先は、リビアヤマネコといわれています。
このリビアヤマネコは砂漠の地域に住んでいたため、いつでも水が飲める環境ではありませんでした。
結果水が少ない環境に適応し少しの飲み水で生きていけるように、腎臓は尿をできる限り濃くしそのぶん飲んだ水分を体のすみずみまでいきわたらせています。
砂漠にすんでいた猫の祖先は理にかなった、体をしていたというわけです。
猫の飲水と病気の関係
猫は他の動物よりも、水を飲む量が少なくても生きていけます。
しかし結果として、水を飲む量が少ないことが原因で泌尿器の病気に罹患しやすいデメリットをもっています。
特に我が家のおかゆも罹患した腎不全は、猫のいちばん罹患しやすい病気のひとつです。
そのほかに、膀胱炎や尿路結石なども猫はかかりやすい病気です。
猫に水をたくさん飲んでもらうポイントを知ろう
さっそくですが飼っている猫が病気にならないためにも、猫が気にいって水を飲んでもらうポイントをおさえておきましょう。
ぼくたちのすきな水の飲み方をしってほしいにゃ。
猫の水入れを選ぶポイント【高さ】
ある程度高さがある水入れが猫にとって飲みやすく、好まれる傾向があります。
水入れは床から5センチから8センチの高さが、いちばん猫にとって飲みやすいといわれています。
あまり低すぎると、老猫には負担がかかったり吐いてしまったりすることも。
もちろん猫によって好みがあわかれるので、高さをあげて飲む量が増えるか様子をみてあげましょう。
猫の水入れを選ぶポイント【素材】
猫によって水入れの素材に好みがあります。
- プラスチック
- 陶器
- ステンレス
このなかでも、陶器の水入れを嫌う猫は今まで見たことがありません。
おすすめですが、落とすとわれるので注意が必要です。
プラスチックの容器は比較的安く購入できますが、傷がつくと雑菌が溜まりやすいので傷がついて汚れてきたと感じたら買い替えましょう。
動物病院などでも多く使用されているステンレス製の水入れは、汚れも落ちやすく扱いやすい素材です。
我が家の猫がお気に入りの水入れを紹介
ではさっそく我が家の猫がお気に入りの水入れ商品を紹介します。
我が家の猫はけっこう好き嫌いが激しいほうで、いままでたくさんの水入れを試してきました。
結果いきついた水入れがこのふたつの商品ですので、あまり水を飲まない猫がいましたら試してみてくださいね。
ピュアクリスタル
引用:Amazon
この水入れは猫を飼育していれば、一度は見たことがあるのではないでしょうか?
中には軟水化フィルターを入れ、常に水の汚れをきれいにしてくれる水入れです。
上部から湧き出るように水が出てくるので、ホコリや猫の毛などもフィルターがキャッチしてくれる優れもの。
水が湧き出てくる新鮮さが猫には大ヒット!
水入れを置いた瞬間に、猫がむらがって美味しそうに飲んでくれました。
また高さもあるので、水を飲む姿勢も飲みやすいのが特徴です。
ヘルスウォーターボウル
この水入れ、あなどってはいけません。
見た目は普通の陶器の水入れですが、とてもよく飲んでくれます。
この水入れを買ったきっかけは、我が家の愛猫【おかゆ】が腎不全になったこと。
数値もあまり良くなかったので、なるべく水を飲んでほしかったのが理由です。
この頃メインで使っていたのが、ピュアクリスタルでしたが試しにヘルスウォーターボウルを買ってみることに。
水をまろやかにする愛知県瀬戸市職人さんが開発した、魔法の陶器。
少し疑い半分で買ってみたら、みんなおいしそうに飲んでくれました。
余談ですが、我が家の愛犬もこのヘルスウォーターボウルが大好き。
あまり飲まないなぁと感じたら、ぜひ試してほしい水入れです。
またお手入れも簡単で、ずっしりと重さがあり扱いやすい水入れといえます。
あなたの愛猫にあった水入れを探そう
猫にとって水を積極的に飲むということは、腎臓に負担をかけないようにするためには大切なことです。
無理やりのませるのではなく、猫がおいしいと感じてもらえるには水入れに工夫が必要です。
今回のまとめだよ!
- 水入れの高さは5センチから8センチ
- その子にあった高さに調節する
- 水入れの素材はプラスチック・陶器・ステンレスの3種類
つづいて我が家の猫が大好きなおすすめの水入れを紹介しました。
- フィルターをつけて常に清潔な水を飲める
- 水入れの上から水が湧き出てくるようにでてくるので、猫は新鮮な水を飲めて大満足
- 水入れの高さが猫にとって飲みやすい
- 陶器で清潔を保てる
- 水をまろやかにする魔法の陶器
- 愛知県瀬戸市の職人が開発
- お手入れも簡単で扱いやすい
- おもしろいほどよく飲む
いろいろな水入れを試してきましたが、最後に落ち着いたのがこのふたつでした。
我が家の猫があまり水を飲まない。
腎不全を疑う年齢になったり、腎不全になってしまったりして水をたくさん飲んでもらいたいそんなかたは、ぜひ試しにこの水入れを使ってみてくださいね。