健康

我が家の猫が腎不全?おかゆの闘病記【はじまりの症状】

猫は泌尿器系の病気が非常に多い動物です。

実際の統計でもこのような情報があるんですよ。

引用:i保険

また、埼玉県の獣医師会でも7歳以上になるとかかりやすく、15歳以上の猫は約30%の猫が慢性腎不全になっていると伝えています。

そんなこんなで、我が家のおかゆは慢性腎不全にかかり亡くなったわけですが、実際の経験をもとに最初の症状はどんな様子だったのか紹介します。

まだまだ我が家の猫は若いと思っている飼い主さん。

ぜひ読んで危機感を持ってくださいね。

Contents

慢性腎不全の兆しはなんと5歳から始まっていた?

おかゆが初めて具合が悪いかも?と診察に行ったのは6歳になってからですが、今振り返れば5歳から慢性腎不全の兆しはあったのかもしれません。

なぜそう感じているのかというと、同居猫と走り回ることが極端に減っていたからです。

1匹でいることを好み、夜の運動会に参加することがほとんど無くなりました。

その代わり、布団の中で私の腕枕が特等席になったんです。

飼い主の私としては「落ち着く年齢になって、より甘えん坊になったのかな?」とデレデレしていたのですが。

もしかすると腎臓が徐々に悪くなっていたのかもしれませんね。

実際の症状の内容

実際に現れた症状を、現れた順番に紹介します。

あくまでもおかゆに現れた症状ですが以下の通りです。

  1. 活発ではなくなる
  2. ご飯を食べるけれど食いつきが変わった
  3. 猫同士で寝ることが減った
  4. 毛並みが悪くなった
  5. 体重が減った

ひとつずつ、解説しますね。

活発ではなくなる

全勝でお話しした、猫同士で遊ぶ回数が減ったと言うのもありますが、活発でなくなったと言うのが一番最初に気づいた症状です。

具体的にはキャットタワーの1番上がお気に入りでしたがあまり登らなくなり、その代わりにソファーで寝ていることが増えました。

もちろんずっとぐったりしているわけではなく、たまに走り回ったりも。

そこまで気になるほどの状況ではなかったので、あまり気には留めていなかったのが今最大の後悔になっています。

ご飯を食べるけれど食いつきが変わった

普段通りの量を食べられるけれど食いつきが変わったのも、一つの症状でしょう。

ご飯は完食できるけれど食べきるまでに時間がかかったり、缶詰入りのご飯を好んだりするようになりました。

この症状はもちろん最期まで続き、缶詰ーが徐々に増えていき、缶詰もたべなくなり最期はチュールと強制給餌にかわりました。

おかゆのようにご飯の嗜好が変わったら要注意ですね。

猫同士で寝ることが減った

腎不全

ご飯の食いつきが変わったなと感じたのと同じ頃、猫同士で寝ることが減りました。

今までは、上の写真のようにくっついて寝ることが日常茶飯事だったんです。

ですが、いつのまにか一匹で寝ることを好むようになり、同居猫の【がんも】や【はんぺん】がくっついて寝ようとすると怒るか逃げるようになりました。

慢性腎不全の兆候だったのかは、定かではありませんがもしかすると具合が悪かったのかもしれませんね。

毛並みが悪かった

毛並みが悪くなったのは、活発ではなくなったり嗜好が変わったりしてから随分と経ってから。

毛並みが悪くなってから「おかゆはもしかして病気?」と感じ始めました。

ブラッシングしても、なんとなく毛艶がなくボサボサに見える毛並み。

歳のせいかな?と思いたかったのですが、実際は治らない病気を患っていました。

体重が減った

毛並みが悪くなったのと同時に、体重が気になり測ったところ体重は5キロあったのが4キロ前後に。

もう明らかに病気だと確信し、病院にすぐに向かいました。

毛が長いので見た目はおデブちゃんだったのですが実際は違ったんですね。

また嗜好が変わってもご飯はしっかり完食していたので、まさかこんなない体重が減っているとは思いもしませんでした。

6歳からの早すぎる慢性腎不全の診断

慢性腎不全だと診断されたとき、私は耳を疑いました。

なぜかというと、6歳という若さで慢性腎不全にならないと思い込んでいたからです。

私が実際に疑っていたのはホルモンの病気の【甲状腺機能亢進症】

理由は、食べていたのに痩せてい毛づやが悪くなっていたから。

ですが実際は高齢猫しかならないと思い込んでいた、慢性腎不全だったのにはショックを隠し切れませんでした。

おかゆ

悲しませてごめんなさい

慢性腎不全という診断は悲しかったのは事実ですが、そのあと亡くなるまでの約1年半。

とても濃厚な時間をおかゆと過ごせました。

病気が治らなくても、いかにおかゆが幸せな時間を過ごせるか考えたんです。

その1年半を今思い返しても、お互いやり切ったなと感じます。

【結論】若い猫でも慢性腎不全になる可能性あり!

高齢猫の代表的な病気の【慢性腎不全】

実は、6歳という若さでも慢性腎不全になる可能性は十分にあります。

あなたの猫が、【おかゆ】のようになってしまったら、いち早く飼い主として気付いてあげたいですよね。

今回お話しした、慢性腎不全の初期症状&兆候のまとめは以下の通りです。

  1. 活発ではなくなる
  2. ご飯を食べるけれど食いつきが変わった
  3. 猫同士で寝ることが減った
  4. 毛並みが悪くなった
  5. 体重が減った

少しでもあなたの猫に上記のような異変を見つけたら、様子を見ずに健康診断につれていってあげてください。

早期発見で治療をしていけば症状を遅らせることができますよ。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

ABOUT ME
ともむ
犬や猫などの動物が大好きな2児のママライター。猫好きで現在猫2匹と犬2匹と暮らしています。それ以外も今までウサギ・フェレット・魚・ハムスターも依然飼っていました。将来マイホームを建てて犬・猫の保護活動をすることが目標。趣味は犬猫と遊ぶこと、ダイビング、バイクツーリングが大好き。車も知識がないながらも好きで今はタンドラとハイエースとステラ乗っています